シルル紀 Silurian

シルル紀は、4億3800万年前から4億800万年前までの古生代の古い方から3番目の時代です。シルル紀の地層(シルル系)は、示準化石の筆石によって細分されています。シルル系の特徴は、石灰岩が汎世界的に分布することで、層孔虫、四放サンゴ、床板サンゴ(クサリサンゴやハチノスサンゴなど)、石灰藻類などによって化石礁を構成していることです。礁周辺の浅海には、腕足類やウミユリが生息していました。この時代の後半になって、初めて陸上植物が出現しました。シルル系は、わが国においても狭い範囲に分布し、サンゴ等の化石を産出します。


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筆石 アセルブラリア クサリサンゴ