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図版 31

Panopea japonica A. Adams, 1850

ナミガイ

 



   
分類
  軟体動物門 二枚貝綱 異歯亜綱 オオノガイ目 キヌマトイガイ科
  Phylum Mollusca, Class Bivalvia, Subclass Heterodonta, Order Myoida, Family Hiatellidae
   
時代
  ~現世
分布
  北海道~九州(現在)
生息深度と底質
  潮間帯下~水深30m,細砂泥底,内生(現在)
   

同定のポイント

Panopea 属

大型で長卵形。後端は切断状で、両殻の間が葉形に広く開く。成長脈が顕著。靱帯は外在し、歯丘がツメ状に発達。套線は、線が太く、くっきりと刻印されていて、湾入する。

現生種の套線湾入は三角形であるが、竜の口層産のものは、先がもっと丸まって、舌状である。