河口慧海(1866~1945)が鎖国下のチベットに単身、仏典を求めて入国し、収集した資料標本です。これらの資料は、昭和29年と30年に河口慧海の甥である河口正氏から東北大学文学部に譲渡されたものです。それらの資料には、仏像や仏画のチベット仏教美術資料ばかりでなく、日用品や動植物、岩石・化石標本も含まれています。そのため、このコレクションは、19世紀末から20世紀初頭のチベットの信仰、生活や自然をそのまま切り取ってきたような興味深いものになっています。
※この資料の展示は終了しました。現在展示はしていません。
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