焼河原の沢のひとつ南方に位置する大堤沢は、焼河原と地質的に同様な構造をしていて、下流側で地層はほぼ水平、上流側では20~30度傾いています。竜の口層の化石産出ポイントまで、沢の中を延々と歩かなくてはたどり着きませんが、それもまた醍醐味のひとつでしょう。化石の保存状態はあまりよくなく、採集もしずらいので、冒険心にあふれる人向きの、いわば上級者コースです。