山王遺跡


奈良時代・平安時代

■山王遺跡−多賀前地区−出土の人骨(奈良・平安時代)

 多賀城市市川字多賀前に所在する。平成4〜6年度に仙塩道路建設に伴う発掘調査が宮城県教育委員会によっておこなわれ、陸奥国府多賀城の城郭外、南西約1kmの河川跡から数体分の人骨が散在して発見された。出土した遺物から8世紀後半〜10世紀にかけての古代の人骨であると推定された。

20. 山王遺跡出土人骨:頭骨
21. 山王遺跡:遺跡内の旧河川の出土状況

22. 山王遺跡:旧河川から発見された頭骨


写真21,22:東北歴史資料館提供