「0208162地点」の露頭です。沢の右岸側にあたります。地層は下流側(画面左側)にゆるく傾斜しています。画面中ほどやや下の層状になっている部分は、凝灰質シルト岩ないし細粒凝灰岩で、クロスラミナを示す薄い粗粒砂岩や雲母片を多く含んだ極めて薄い極細粒砂岩を挟んでいます。この層準は、実は、「カメノセ釜」のところでみたクロスラミナの砂岩とほぼ同じ層準と考えられます。