展示室内クジラ骨格標本

リテラシー研究会

リテラシー研究会

大学博物館の活用方法を、博物館スタッフ、NPO地域大学連携機構、教員有志が協力して検討する研究会です。

東北大学総合学術博物館は、標本に基づく研究やそれらに関する成果を学内ばかりでなく広く市民の方々にも理解していただくことを大切な活動の一つと考えております。さらに、これまでの博物館活動は情報の発信が中心であり、市民の方々はじめ教員の方々も、博物館に行けば何らかの情報を受けられることばかりを期待することが多かったのではないでしょうか。

大学博物館では、このような一方的な情報発信ばかりではなく、博物館という“場”や“空間”を学びの観点から活用し、楽しめるようになればと願っております。そのためには、大学博物館をどのように利用したいか、どのように活用していただきたいかを大学スタッフと市民の方々とが直接意見交換し合い、協力して検討していくことが大切であると考えております。このようなことから、本学総合学術博物館では平成13年から「大学博物館リテラシー研究会」を開催し、活動を模索しはじめました。

これまでにない新しい観点からこのような活動を進めるためには、次世代を育てる地域の小学校~高等学校の教員の方々との連携がきわめて大切であると思われます。博物館の常設展や特別展を利用して、教員が生徒たちに何をどう学ばせるかを示すマニュアル作りへの取り組みなどについて自由討論会形式で意見交換をしております。

研究会参加メンバー

「リテラシー研究会」の様子

現在のところ研究会のメンバーとして、仙台市や塩釜市など近郊の小学校~高等学校の教員の方々や博物館学芸員、NPO地域・大学連携機構やNPO「ゆいもりネット」のメンバーの方々などに参加いただいて活動しております。

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これまでの活動記録

大学博物館リテラシー研究会における討論会の様子

研究会のこれまでの活動記録をご紹介します。

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