展示計画：展示コンセプト
目指している展示コンセプト
大学での学術標本を用いた研究活動を明確に映し出すことが大学博物館での展示の責務であり、一般市民や大学関係者に本学博物館の必要性について展示を通して理解していただくために、次の事項を本学博物館の展示の主たる目的とします。
東北大学が所蔵する学術資料標本の内容・由来・学術的な意義を一般市民や大学関係者が理解できる内容にする。
東北大学で行なわれている先端的な研究内容や成果を紹介する。
学部や研究科の教育研究の成果を紹介する。
常設展示の構想
常設展示室は、導入展示・概説展示・集密展示の３つがあります。
導入展示
日常から切り離された大学博物館ワールドに皆様を誘います。また、ひとりひとりの興味に 合わせた常設展示の見学コースをご案内します。
概説展示
「これを見なけりゃ損をする」必見の大学のお宝をそろえて、標本を研究することの面白さを伝えます。ここでは、標本を前に教授が学生に講義をする姿も見られることでしょう。
集密展示
日常から切り離された大学博物館ワールドに皆様を誘います。また、ひとりひとりの興味に 合わせた常設展示の見学コースをご案内します。
展示予定の資料標本
常設展示室で展示予定の資料標本をちょっとだけご紹介します。ほんの一部ではありますが、初公開の貴重なものも含んでいます。将来の展示にぜひご期待ください。
特別展示の構想
学際的なテーマや、現代社会に即したテーマによる企画展を適宣開催し、市民や社会に、大学の研究で生まれた新しい知見や解釈を提供します。
オープンギャラリーの構想
学部や学科・研究室単位における研究活動・成果の発表の場として全学の展示公開のニーズに応えるとともに、来館者に、東北大学の教育研究活動の実際に触れてもらう。
展示への参加募集のお願い
東北大学各部局・研究科の皆さん、新しい研究成果をこのオープンギャラリーで発表してみませんか。ニュース性のある研究成果を新しい発表形式の場として総合学術博物館のオープンギャラリーを活用ください。