大露頭が見えた辺りを少し進むと、水面のすぐ近くの岩層が、やはり、いままでとはちょっと違ってきました。塊状で、粗い砂粒が入っています。そして、よーくみると、貝のぬけがら(貝の印象化石)がぽつぽつと散在しているのがわかります(この写真では分かりませんが)。いよいよ、竜の口層の分布する場所に到達したのです。地層に興味のある人は、向山層との境界をさぐってみましょう。この辺りで地層は東に(下流側に)15°くらい傾いています。