 |
上流に行っても貝化石は望めそうもないので、やっぱり先ほどの場所にもどりましょう。沢面に近いところでがんばれば採集できるでしょう。また、側面のやや高い位置に、足場をつくって、採集を試みましょう。密集度は高いのでたくさんとれます。化石の内容は、焼河原とは少し違って、ナガウバガイ(Spisula
voyi)の頻度が高いです。あと、センダイヌノメハマグリ(Pseudamiantis sendaica)、タツノクチカガミガイ(Dosinia
tatunokutiensis)、キタノオオノガイ(Mya japonica)などが多いですが、どれも合弁の割合が高いのが特徴です。ただし、殻が溶けかけていて、保存状態がいまひとつなのが難点です。
|
 |
 |