降りついた先は、沢がカーブしてふくらんだ、小さな河原のようなところです。河床面からすぐ上に見られる、黒い表面の地層は、亜炭で、向山層に含まれるにちがいありません。めざす化石の入っている竜の口層は、まだまだ上流にいかないと現れてきません。